ケ・サラ・サラ

生活の記録

ちーよじい、ありがとう!

家でひとりで仕事をしていると、研ぎ澄まされた集中力!みたいな感じでめちゃくちゃに仕事が捗ることがある。かと思えば、顔を合わせて2、3分話せば全てが終わることも、自分のターン、相手のターンと10ターンくらい繰り返して、挙句に返事待ちになり効率とは無縁の状態に突入することもある。プラマイゼロみたいな。 

でもなんだろう、私にとっていちばん深刻なのは突然に孤独感に苛まれることかもしれない。めちゃくちゃに気持ちが沈み込むような、落ち込み鬱屈するような感覚がある。テレビをつけるとコロナのことばかり、バッドニュースが延々と取り沙汰されているし、外に出ても自粛要請で寒々しいし、子どもの休校の影響を考えると軽々しく誘ったり連絡したりできない友達もいる。家族と職場以外のところでそれ以外の人と会うハードルが高くなってしまった。和やかに喋ったり笑いあったりする機会が激減した。

そんな塞ぎ込むような日々を笑いが風穴を開けてくれた。

amazon primeの相席食堂(ナイトインナイト)シーズン2 エピソード26 又吉のターン。

これ。全員見て欲しい。クッキーのターンは期待値からすると全然で、クッキーってきちんとした根っからのいい人なんだな…という感想しかないんだけど、又吉のはもう笑いの大波がざぶざぶ押し寄せてくる。笑いすぎてお腹が痛くなって息ができなくなるやつ。又吉が面白いんじゃなくて、いや又吉も面白いんだけど、そして又吉じゃなかったらこんなビッグな笑いにはならなかったんだけど、とにかく又吉が向かった大分県の南側にある小さな小さな保戸島(ほとじま)という島で暮らすおじいさんがサイコーすぎた。このおじいとやりとりする又吉とそれにツッコミを入れる千鳥とが三位一体となって笑いを爆発させていく展開がずっと最後まで続いた。笑ったー。

 

大分県の津久見市保戸島に降り立った又吉の前に現れた1人のおじい。まずもう声が特徴的でその声を聞いた途端にノブが大吾に言い放つ一言目から大爆笑する。凄味のあるしゃがれ声に島独特の方言、渋く雰囲気のあるたたずまい。そのおじいが、会話の中で突然にある言葉を口にする。何を発したのか独り言なのか掛け声なのかわからない特徴のある言葉。それに千鳥の2人がハマって、聞くたびにロングとかショートとかスリーとかいろんなバージョンにして笑い崩れる。私も一緒に笑い崩れる。又吉のサイン、歩き始めるタイミング、シャツ、計算0で全てがベストなタイミングで流れるように笑いが起こり、このじいは天才か!となる。とにかく爆笑に次ぐ爆笑で、千鳥の2人が笑いながら立ち上がって、笑いながらうろうろ歩き、最終的には倒れ込んでしまうくらいに笑いが起きる。

 

去年の10月にオンエアされていて、amazon primeでは全シリーズ配信されている。シーズン2のエピソード26

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最初ひとりで観て、次はジムで走りながら観て、寝る前に観て、夫に絶対に観てほしいと言って勧めてもう一回一緒に観たんだけど、ずっと新鮮に笑えてそんなに?と驚くほどだ。

私は大分出身で、保戸島で生まれ育った知り合いもいて、保戸島に限らず山や海のコアな大分弁がわかるので多分そうじゃないかなーと思ったんだけど。じいのあの言葉は、めちゃくちゃネイティブな大分弁の「なんちいいよんのか」の意ではないだろうか。今で地元でそういう言葉を使うのかわかんないけど、ニュアンスを無理矢理伝えるとなると、何をバカみたいなことを言ってるのという言葉になり、まあそうは言いつつもそういう意味ではないみたいな地元ならではの軽口みたいなもの。会話のつなぎ目だったり終わりだったり、サヨナラだったりするあれ。それが独特に短く濃縮されたやつ。とにかく笑えて元気になれるので居ても立っても居られず思いのままに書いた。ぐぐったら神回らしい。だよね。