ケ・サラ・サラ

生活の記録

アナザーストーリーのアナザーストーリー

成人式が3日間あったような三連休だった。とにかく終わってほっとしている。成人の日の夜は8時に眠った。同窓会を終えて息子が夜中に帰ってきたことにも気がつかなかった。

 

長い時間寝過ぎたせいか、すっきりしないままに出勤。のろのろと仕事をする。仕事始めの日よりもずっとリハビリ感があった。午後になるとまた重苦しい眠気がやってきた。眠り過ぎたことを後悔しながらなお一層ゆるゆると進める。最低限やらなければならないことだけをかろうじて終わらせた。帰りの電車の中でも濃い眠気があり家が遠く感じる。帰ったら即横になるぞとそればかりを考えてズンズン歩いた。家に着いてほっとする。もういつ横になっても寝落ちても大丈夫だ。体が重く何もしたくない気持ちで横になり、M-1のアナザーストーリーを見逃し配信で観る。

M-1アナザーストーリー…ずるい…これは一生懸命観てしまうではないか。めちゃくちゃじわじわと熱く切ない。もちろんメインは優勝したミルクボーイだ。お金がないからとずっとタダで角刈りにしてくれてる床屋さんに行って、M-1決勝の前に刈ってもらい、床屋のおじさんがきっと優勝するって言うのに思わず泣いちゃうとこ。駒場さんの家にはコーンフレークとモナカの祭壇があって奥さんと毎日手を合わせてたこととか。優勝して2日ぶりくらいに深夜帰宅してM-1決勝観る家族の様子を撮ったムービーを観て、のたうち回るくらい飛び上がって喜ぶ母の姿に号泣するところとか。奥さんが背中をさするとことか。優勝した後床屋さんでこれからはお金を取るぞと言われて泣きながら角刈りを整えてもらってるところとか。涙の場面にもちょっとくすっとなってしまうリアルな感じが良かった。

もっとじーんとしたのは、時折挟み込まれるかまいたちと和牛のシーン。ステージに立つ前に必ず山内さんの肩を揉んでいる濱家さん。あまり表情を変えない川西さんが舞台袖にぽつんと1人で座ってるとこ。和牛とかまいたちとで肩を組んで…てとこで濱家さんが輪に入れようと手を広げてるのにそこに入ってこない山内さんの頑なさにちょっと(和牛嫌いなん?)と思わせといて、M-1当日深夜に川西さんと山内さんが2人でラーメン食べてるところ。いちいち胸が熱くなった。

1本目終わった後に最終組から落ちた見取り図の2人がミルクボーイに声をかけてるとこ、ペコパの2人のバイト生活、敗者復活組の楽屋、すゑひろがりずの鼓の人の新聞社で記事を切り抜いてる普通さ。もっともっと他の芸人さんたちのアナザーストーリーも観たかった。面白すぎて眠気も吹っ飛び途中姿勢を正したほどにのめり込み楽しんだ。

 

それにしても、かまいたちのわかり易すぎるほどの相入れなさ。ミルクボーイがコーンフレークで大ウケするのを一見和やかに笑いながら観る和牛の2人と、無表情に姿勢を正しているかまいたちの2人。歴代最高得点を叩き出して1番の席にやってきたミルクボーイを温かい拍手で迎える和牛と小さな拍手の濱家さん、足の上で組んだ手を動かさない山内さん。アナザーストーリーのアナザーストーリーが最高すぎた。

 

最中とコーンフレークの祭壇の土台が白いソーダストリームだった。ソーダストリームは便利だ。