ケ・サラ・サラ

生活の記録

停電は唐突にやってきた。

長い雨の台風だった。幸いなことに我が家は静かな台風一過の朝を迎えることができた。昨日の夕方からずっと二子玉や多摩川など馴染みの地名がテレビで繰り返され、その様子がネットの動画で流れてきた。雨や風はこれからが本番という時で、実際に住んでいる方は気が気ではないだろう。明るくなるまでは状況がわからない。どうか私の大好きな場所が無事であって欲しい。嵐の後の休日が爽やかで楽しいものであって欲しいと願った。

外からはぐうぉ〜んぐうぉうんと風の音、ぶつぶつぶつぶつと激しい雨音が絶え間なく聞こえる中、Twitterには様々な情報や知見が流れてきた。特に治水関係のつぶやき…すごかった。ダムや堤防で強化された都市部の治水能力の高さやそれを支える人々、治水の歴史など広範囲に渡っていてふむふむと読んだり、ググったりした。首都圏外郭放水路(地下神殿)や日産スタジアム一帯の鶴見川遊水地、ブラタモリに出てきた水門などなど。

そして江戸時代から続く治水事業に思いを馳せたり、現在もどんどん進化するインフラのおかげで守られてるんだなと実感したり。インフラ大事。

 

そんなことを横になって考えていたところ、突然すべてが真っ暗になった。停電だ。停電は唐突だ。iPhoneのライトを灯すも夜だし特にやることもない。無駄に暗闇の中を動いて怪我でもしたら残念すぎると潔く寝ることにした。朝になって停電していたらその時に考えよう。眠りながら、そういえば静かだな…と、雨も風もなくこのあたりでは台風はもう終息したんだなと思った。

 

3時40分頃に突然リビングのライトがぱっと灯った。復旧した。停電も復旧も唐突だった。それにしてもありがたき唐突さ。夜中に何度か目が覚めてケーブルに挿したiPhoneの充電マークがないことで停電が続いてるのだな…と確認していた。朝起きたら何から手をつけるべきか薄っすら考えていた段取りや、電気がないと水も出ないんだよな…という不安も杞憂に終わった。真夜中の復旧作業のおかげだ。ありがたいなあ。

煌々と照らされたリビングの明かりを見ながらインフラや、医療機関、警察、自衛隊、消防、行政の尽力されている皆さんに心から感謝の気持を捧げた。捧げまくって深い眠りについた。

 

明けて、まじで台風一過そのものの朝。無事に朝を迎えられてうれしい。貧血の薬の処方箋の期限が今日までなので朝イチで薬局に向かう。薬局もとなりのコンビニもいつも通りに営業していた。常々感じることだけど、今日はいつにも増していつも通りの素晴らしさを実感した。

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コンビニは休日の朝にしてはかなり混んでいたけど、そこには台風前の逼迫感はなく皆さん悠々と買い物をしていた。ガラスマジックリンと甘栗を買って家に帰った。