ケ・サラ・サラ

生活の記録

肋骨をふんわりしてもらった

エイジングケアの日。

雨装備で横浜に向かう。ミストの強弱を調節するようなお天気が続いている。

 

エイジングケアのサロンへ通い始めて半年ほどが過ぎた。とても良い。木の精の様なちょっとだけ不思議な雰囲気のサロンオーナーの方がひとりで開いているところだ。

サロンに入るともうそこから何気ない会話ややり取りの間の姿勢や歩き方をチェックしているみたいで、今回は「ん~~肋骨かな…」と小さくつぶやいていた。温かいフルーツティーをいただきながら、前回からの気になるところや違和感、症状についてインタビューを受ける。

「ちょっといいですか?」と肋骨のあたりに手を当てられた。「やっぱり肋骨ですね。ちょっと骨の間が詰まってる感じがしますね」と告げられた。

 

肋骨の骨と骨の隙間が狭まると深い呼吸ができなくなる。呼吸が浅くなることが頭痛の原因に繋がるとのこと(まさしく!)。加えて、肋骨は顔の造作とも関わりがあり、その広がりや柔らかさは頬のコケや口角の下がりに連動しているとのことだった。早く!肋骨を!お願いします!!という強い気持ちが湧き上がる。

 

まずは背中側、その後仰向けになり前面から丁寧に時間をかけてアプローチしてくれた。背中側の調整が終わったかなーというあたりですう〜っと息を吸ってみたら全然違う!なにこれ?とうつ伏せで顔が台に埋もれたままめちゃくちゃに驚いた。信じられないくらい吸える!息を!という感じ。

常々大きく長く息を吸うのが苦手で、ヨガの時、泳いでいるとき、吸えてないという自覚があった。すぐに肺がいっぱいになり途切れ途切れに一生懸命頑張って吸い込む感覚を持ち続けていた。それが今、驚異の吸引量。横隔膜がふわっと膨らむ感覚に感動してこっそり何度も味わうように深呼吸した。背中側の調整はもうしばらく続き、それから仰向けになり前側の施術を受けた。

右側の調整が終わったところで、ちょっと比べてみます?と言われて左右の肋骨に手を当てたら、全然違う!と大きな声が出た。右の肋骨がふんわりしていた。固さも呼吸と連動した広がりもこんなに?ってほど差があって、息を吸ったり吐いたりを忙しくくりかえしてしまった。

体の部分のこんなに大きなビフォーアフターの変化をそれもこのスピードで、感触として、明確に感じたのは初めてかもしれないな。

 

ここでの施術はいつもたっぷりと惜しみない。1時間半のコースを予約していたのだけど終わってみたら2時間半経っていた。一人当たりの時間をかなり余裕を持って長く設定しているらしい。毎回予約したコースより長めにじっくり時間をかけて施術してくれる。お礼を言うと、今日は次のお客様まで少し時間があるので…こちらの都合になっちゃうんですけどおまけの長さが…とニコニコ笑いながら恐縮していた。なんてうれしい都合なんだろう。

 

ぺこぺことお礼をし合ってまた近くよろしくですと外に出た。街全体がミストルームみたいになっていた。重たい空気を胸いっぱいに何度も吸い込みながら駅へ向かった。