今からサラリ堂

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イチローのオフシーズンのエピソードが好きすぎたという話

うし子です。にゃー。

 

令和。

元号の発表をこんなに和やかにみんなでわいわいと楽しく予想したり大喜利したりしながら迎えられることをなんだかありがたいと感じた。新しい時代を心待ちにする感じがとても良かった。

 

良かったと言えば。

先日のNスペのイチローの特集のイチローが最高だったので忘れないように書きとめておく。てゆーか書いとかなくちゃという気持ちになった。そんなイチローだった。

 

 

***

 

番組の中で、イチローがオフシーズンの神戸での自主トレのときに、行きつけの飲み屋さんで知り合ったという、中には野球を全くやったことがなかったひともいる、一般の人たちと練習している映像が流れた。

 

自主トレのその仲間たちと練習後に一緒に飲みながら、この練習には前向きな人なら誰でも参加できるんですよとイチローはにこにこ楽しそうに話していた。シーズン中はいろんな意味で孤独なんだろうな、この仲間たちと野球人ではなかった人たちと過ごすことでそれをやわらげてるのだろうなと感じずにはいられないのびのびとしたイチローだった。

 

その後、以前学校訪問をしたことがありその繋がりで、智弁和歌山のブラスバンド、チア、応援団を練習場所の球場に招いていた。応援団のイチローだけに向けた応援を受けながらフリー打撃の練習をしている場面。

とてもいいですね、と。この子たちに恥じないようにって思う と語っていた。じーんときた。イチローのためだけのジョックロックにもじーんときた。

 

練習が終わって智弁和歌山の子たちが片付けをしているスタンド席にやってきたイチローは、練習着からマリナーズのユニフォームに着替えていた。あっ!とテレビに向かって声が出た。

マリナーズのユニフォームと帽子という正装。もうね、リスペクトしかない。

ユニフォーム姿のイチローは高校生たちひとりひとりにお礼を言いながら握手をしていた。

イチローは素晴らしいな。こんなにも礼儀正しく細やかな心遣いの人間味あふれる人なんだなと今更ながら感激するシーンだった。

 

これまで私の中でイチローと言えば、自分のルーティンへのこだわりや、ストイックさ、時に報道陣に帰ってと告げる素っ気なさ…などなどの印象が強かった。それだけに引退会見やこの番組の中で穏やかに話すイチローの選ぶ言葉のひとつひとつが経験に裏打ちされた奥行きや重みのある温かいもので、心に響きまくった。

 

引退表明から4日後、シアトルの自宅でトレーニングをしているイチロー、「やめられないですよ」と爽やかな笑顔でさらりと現役と同じルーティンをシュッシュッとリズミカルに続けていた。

マシンの物凄さよ…これが初動負荷トレーニング…

 

イチローの、毎日続けること積み上げていくことを体現した究極さと、心のある厚みのある言葉とで、感動しいの私はとにかくじーんとしっぱなしだった。

 

あと、一弓が尊かった。