今からサラリ堂

ジムとプールと英語とごはん

災害による共感疲労とこれからのこと。

うし子です。にゃ~。

 

ここ数日なんとなく気持ちが塞いでいます。西日本の豪雨以降立て続けに起きている大きな災害の影響で心が弱っていることを感じます。

 

今テレビをつけると、大阪の台風や北海道の地震による被害の様子がどんどん流れてきます。画面は四角く囲われて大きく太い文字や、目に飛び込んでくるような色で強調されていて、一旦視界に入ると否応なく引き込まれ、ついつい一生懸命に見入ってしまいます。

SNSでも画像や映像が次々に流れてくるし、実際に被災している方の救助を求める切迫した声、辛い現状を伝えるつぶやきもダイレクトに伝わってきます。

 

今朝は、さあ出かけるかと天気の確認のつもりでなんとなく目を向けたニュースで、安否がわからない家族に向けて必死に声をかけている方の映像が流れていて、胸が押しつぶされそうになりました。泣きそうになるのを堪えて出勤しました。職場に着いて机に座っても何度もご家族の悲痛なようやく絞り出したやっとの大きな、それでいて心細い声がリフレインして、その度にきゅうっと胸が詰まりました。

泣きそうになりながら、一方では自分を責めてしまいます。無力だなあと感じます。心が重い。

 

共感疲労。

自分以外のひとの悲しみや苦しみに接したことで感情移入し過ぎて無気力状態に陥ること。心身が疲弊して心のエネルギーが弱くなってしまった状態。

阪神淡路、東日本大震災、熊本地震のときも話題になったし、多くの人がこの状態に陥りました。

特に東日本大震災の時は自粛ムードが重なったことで、なかなかそこから抜け出せなくなった人も多く、メディアで特集されていたことも記憶に新しいです。

 

共感というのは、他のひとの感情や心情を自分のことのように、その立場になって感じたり理解することです。わかりすぎてしまうこと。

被災地から離れたところにいても、直接被害を受けてなくても、共感によって心がダメージを負ってしまう。

そして共感しているうちに今度は、被害に合わず無事に過ごしてることに罪悪感を感じて自分を責めてしまったり、無力感に苛まれてしまったり。

 

続けざまに起こる日本のあらゆる場所での大きな災害。切ない。悲しい。テレビやSNSを通じて、自分の意志とは無関係に、災害に関する大量の悲惨な映像や情報にくり返し接します。

そういう状態が続くと、辛い気持ちを抱えながら今度は何かしなければと焦燥感にかられたり、何かを頑張りすぎたりし始めることがあります。それもまた大きなストレスになり、ダメージも蓄積されてしまいます。

災害報道が一段落すると、次は首都圏が危ないとか、東京で大きな災害が発生したらこんな大変なことが起きる、これだけの混乱になると煽るような特集が組まれ始め不安がどんどん押し寄せてきます。

 

そうだ。これもう何度も経験してきたぞ!くわっっ(開眼…)

 

テレビは極力つけない方向でだらだらと流し観ないように心がけないとだめですね。楽しみにしている番組だけを楽しく観ることにして。ちょっと意識して距離を置くようにしないと…

今日、職場でちょっとしたモニターをしました。新しく開発しているデバイスの液晶画面、オン状態の時に表示されるライトがいくつかあって、そのどれが良いかを選んでというものでした。私はその中で一番光が強いものを選びました。そのときに一緒にいた人に珍しいねと言われて(いつもは何にしても比較的に主張があまり強くないもの、抑えめのものを選ぶので)、私は今災害でなんか心細くて強い光がいいって、強く光っててほしいって感じたんだよね…と答えていました。つるつるっと口から出てきて自分でも驚きました。あーかなりやられてるなーって。自覚がすごかったです。一旦受けたダメージはなかなか消えないし、思ってたより深かったりしますね。だけど、そうだけど、もう必要以上にダメージダメージと思わないように、俯瞰で見て、そして切り替えます。

 

今できることは、いつもと同じ様に過ごし、自分で自分を保つこと。買い物に行ったらお釣りを募金するとか、ポイントを募金に交換するとか、私にできる範囲の支援をして、無意味に不安がらず、行動を強制せずに無理なくあたりまえに暮らすことです。

今日は金曜日。明日と明後日はお休みです。

災害の備えを見直して、ベッドのそばにスニーカーを置いたり、電池で充電できるモバイルバッテリーの電池チェックとか、いつものバッグに飴ちゃんを入れたりとか、あとは極力平常心でふだん通りに、ジムでガンガン飛び跳ねて、プールでガツガツ泳いでますます体力をつけていこうと思います。

映像や報道、なだれ込んでくる情報から少し距離を置いて、いたずらに消耗しないように過ごします。元気でいられるように。

今さらだけど今さらじゃない。

 

 

2年前の3.11に無印で配布された、災害時のマニュアル「わたしの備え。いつものもしも。」がまた話題になっています。

この「7日間を生き延びよう」に被災後の1週間の過ごし方が具体的で細かくわかりやすくまとめられていて、見ているとなんとなく希望や力が湧いてくるのを感じられて大好きです。

 

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iPhoneだとそのままKindleに入れられるので、私はそうしています。

https://www.muji.net/pdf/store/campaign/itsumo_moshimo.pdf で表示して、

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2ページのPDFがKindle本と一緒に並びます。

 

 

今週のお題「わが家の防災対策」、防災対策とまではいきませんが、何度か繰り返している災害時の共感疲労とそこから抜け出すためのことと、mujiの災害マニュアルについて少しふれました。共感疲労についてはもしかして同じように感じている方も多いのではないでしょうか。うまくまとまらないけど少しでも参考になったり、分かち合えたりしたらうれしいです。