今からサラリ堂

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私の中の石と砂浜 〜体外衝撃波結石破砕術

うし子です。

にゃあ!

 

最近の私は摂取したカロリーの半分以上をブログに費やしていて、このままブログを書き続けたら完璧に6個に腹筋が割れるかもしれません。

よっしゃ書こうブログ!書いて書いて書きまくって目指せシックス・パックだ!(開き直り)

 

出来心で始めたブログなのに…いつの間にか大きな存在に…気になって仕方ない存在になってしまいました。

 

www.imasarado.com

 

相変わらず捻り出す感じでなんとか書いてます。

 

よく文章とか言葉とかが「降ってくる」って言いますけど、そんな感覚を味わってみたいものです。1ミリも降ってこないですね私のところには。砂漠かってくらい降らない。もうがっすがすです。こうなったら太鼓とか打ち鳴らしたり、踊ったりひれ伏したりするあれ…雨乞いをしてみればいいのかなー。割とマジ。

 

無視できない大きな存在といえば…

去年私の中に石が出現しまして。腎臓に。出現と言ってもいきなり姿を現したわけではなくて、たぶん何年かあたためてたみたいなんですよね、石を。大切に。温めた甲斐もあってすくすく大きくなってしっくり収まってた場所に入りきらなくなって、じりっと動き始めてしまったらしく。石が。腎臓の中で。

それで全然無視できない存在になりまして。

 

もう寝ても覚めても石。石のことで頭がいっぱい。

石のやつめっちゃ主張してくるし。アピール半端ないし。あいつ雰囲気あるわー。

 

もちろん最初から石だって気づいたわけではなくてですね、なんかお腹が痛いし吐き気がするし、変なもの食べたのかなって思って近所の病院に行ったんですよ。なんか違和感あるんですけどって。ふんわりと。

とりあえずこれで少し様子を見ましょうって胃腸薬みたいのを処方されて、症状が収まらなければまた来てねって。よくあるパターン。

言われたとおり薬を飲み様子を見てたんですけど、全然良くならなくて、吐き気もあるし、熱も出てきて、鈍い痛みが脇腹に近いあたりから真ん中まで広がってる感じで、全然胃腸の調子とチガーウつってもう一度同じ病院へ行ってみました。

 

その日はベテランの内科の先生の診察日で、腹痛、吐き気、微熱…とカルテを見ながら「もしかして石かもしれんねー。経験ある?」と聞かれ、10年くらい前にものすごい痛みで救急車で運ばれたことがあってたぶん石が原因ででもそのときは石は出てこなかったという話をしたら、すぐにレントゲンの指示が出され、言われるがままに写真を取られ、診察室に戻ったらビンゴ! 私の体の中に直径1センチくらいのキラッと光る石が写っていました。ベテラン先生まじリスペクト!

 

万が一石が動いて強烈な痛みが出たときのための座薬と、気休めなんだけどねーと笑いながら石を柔らかくする作用がある錠剤を処方され、できるだけ水を飲んでと念押しされました。

この鈍い遠い痛みがあのときの歯をガッチンガッチン鳴らしてのたうち回ったあの痛みになるかもと思うと恐ろしくて、きっちり言いつけを守りとにかく水ををがぶがぶ飲んで、座薬をお守りみたいにして過ごしました。

鈍い痛みは収まらず石が出た様子もなく、1週間後に診察に行くと、腎臓が腫れているから石を砕く処置をしてなるべく早く体外に出した方が良いでしょうとなり、その「石を砕く」装置がある大学病院への紹介状を渡され、その日の内に大学病院で診察を受けました。

 

その大学病院は建て替えで移転したばかりでピカピカだったけど、医師も看護師も病院スタッフも、患者までもが新しいシステムに翻弄されてて病院全体が混乱の渦の中って感じでした。

いきなりそのカオスにばーんて飛び込んだのが私。新しいシステムがその私というイレギュラーに全く対応できなくて、午前中の外来が終わっても全く診察してもらえる雰囲気が微塵もなく、診察室の目の前の椅子に座ってる私…もしや透明?つって受付で声をかけたら、まさかの透明人間扱い、外来の電子カルテに存在がなかったんですよ。あんなに長いこと時間かけて受付して、採血もして、ポケベル持たされて待ってたのに。

 

まあとにかく即診察ってなったんだけど、担当医がもう午前中の診察終わったはずだよね?って顔してて、まるっきり迷惑そうに、「うちは水飲んで出す方針なんで、痛み止めでごまかしながら水ガブ飲んで自力で出してねーはいおしまい」って棒読みで。

 

その後せっかく紹介状持ってきてるし、おまけみたいに見てやるかって感じで、結構乱暴にでエコーやったら、突然の砕くしかないルートが出現したらしく、オレは最初からこのルートを想定してたんだみたいな、このルートでシミュレーションしてたからな100パーイメージ通りだぜって顔で

「破砕なんだけど予約いつにする?」ってなったんですよ。腎臓の腫れが結構ヤバめで。

 

遠かったわー遠回りルートだわー。

 

私は、痛みと微熱が長引いてて、その上「破砕(ハサイ)」なんて聞き慣れないこと言われるし、とにかく早く終わりにしたくて、え?そこ?みたいな顔されたけど、たまたま空いてた2日後に予約を入れて、一応手術になるのでいろいろ説明を受けて、サインして、入院のしおりもらって一旦帰宅して、準備して翌々日には入院してって急展開に驚く元気もなく、まあ気づいたらベッドに横たわってました。

とりあえず病院にいれば万が一痛くなってもなんとかしてもらえるし、鈍重い痛みからもう少しで解放される嬉しさにも似た気持ちで割とリラックスして過ごしてました。

 

というわけで、

体外衝撃波結石破砕術<ESWL>

という処置というか手術を受けることになりました。

 

これは、体の外から結石に衝撃波をあて、体に傷をつけることなく結石を粉々に砕き、体の外に流しだすという治療法です。

その病院では入院当日に処置し、その日は経過観察、翌日レントゲンで石の状態、すでに排石されたか小さくなっているかを確認して退院という流れでした。

 1回の治療は1時間程度、それで結石が粉々になる場合もあれば、数回処置が必要となる場合もあるのですが、幸い私は1度で排石できる大きさになりました。

 

装置の上に患部を上にして横になり、ターン・ターン・ターンと一定のリズムで衝撃波を石に向かって当てるのですが、その都度チクリ+ずーんという痛みが一瞬走ります。一瞬なんだけど一定のリズムで必ず痛みが、衝撃が来るのがわかっているのでずっと体に力を入れて身構えてる状態が続きます。

石と一緒にハートもガリガリ削られました。

 

痛みに弱い私…我慢できるぎりぎりの痛さを1人ぼっちの部屋で身体を動かさないように力を入れて緊張しながら受け続け、1時間後に終わった時は体の向きを変えられないくらいに全身がガチガチに固まっていて、台の上から降りるのもひと苦労でした。

 

衝撃波(痛み)のレベルはガラス越しの隣の部屋で機械の操作をしている担当医が私に確認しながら調整するのですが、石を破砕するにはある程度の強さが必要なので、少しずつだましだまし強くしていき、砕くためだって我慢するしかなく辛かったです。

 

病室に戻ると、衝撃波の余韻は残ってましたが、2週間近く我慢していた鈍い痛みは薄まっていて、やっと少しほっとするも、今度は砕いた石が排出される時に痛みが出る場合があると聞かされたことによる恐怖と、その排石のタイミングも人によって幅があり予想がつかないという恐怖で、なかなか気持ちが落ち着かずとにかくまた水を飲みまくり、眠りたいけど眠れずにひと晩を過ごしました。

 

翌日は、レントゲンと手術を担当した医師の診察を受け、いろいろな手続きを済ませて退院。

その時点では砕かれた石のほとんどをまだ体内に忍ばせていましたが、痛みはほとんどなくなく体も軽く感じました。

 

過ごしたのは1泊2日でしたが、入院病棟も外来と同じように混乱してて、ちょっとありえないこともいろいろあったたけど、2日間だしこれっきりだし、気にしないように流しましたね。

入退院の手続きもとにかくシステムがだめ過ぎてトラブル満載でしたが、これっきりこれっきりと唱えて感情を無くして流しました。

 

結果的には結石による痛みはなくなりましたし、

その病院は私の中の病院リストから除外されるほど患者ファーストとは程遠い負のスパイラルに満ちていて、病気や怪我をして行くところじゃないことがわかってラッキーでした。

 

体の中に結石を作らないためには、その原因となるシュウ酸などを増やすと言われている動物性タンパク質を控えめにし、

シュウ酸を排泄しやすくするために腸内でシュウ酸と結びつくカルシウムを積極的に取り入れて増やすことが効果的だと言われています。
私ももう二度とあの痛みを味わいたくないので、食生活には気をつけています。

そしてもし万が一また結石ができて破砕することになったら別の病院への紹介状を書いてもらうことも心に強く刻んでいます。

 

大きな存在だった石は、粉々のキラキラの状態で3週間後くらいに出てきました。まるっきり海岸の砂でした。ざーざらざらーって。体の中に砂浜を作る石…強!